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読書好きな社会人のひとりごと/全然関係のないことも

【読了】『アクロイド殺し』アガサ・クリスティ

おそらくどんなことを書いてもネタバレになりそうなので、まだ読んでいないという方は以下見ないことをお勧めします。

 

 

 

 

 

実はとある他のクリスティ作品のレビューを読んでいた時に、たまたまアクロイド殺しのヒントを見てしまった&フェア・アンフェア論争がある、ということから、犯人は何となく捜査が始まったくらいから分かってしまいました。(読むならクリスティを数冊読んですぐ読むべきでしたね^^)

 

ワトスン役、と言いつつヘイスティングスとはちょっと違うなと思いましたし、ポアロに依頼するのを避けようとしていたり、何か変だな~とは思っていましたが、最後のほうで記録を書いていたんですよ、みたいなことを言うまではこの文章が何なのかよくわかっていませんでした。

 

私は何も語れる立場にはいませんが、フェア、でいいんじゃないかと思います。

確かにしてやられた感じはありますが、ぼかしているだけで、あとから該当部分を読み返してみると、本当に巧みに書いてあって。部屋を出ていくところと、発見後パーカーがいなくなってからの叙述は素晴らしかった。あれは騙されますね。なので犯人の予想はついていても、本当に?というのが最後まで残りました。

 

 

ラストについても議論はあるみたいですが、私はポアロらしいかな、と思いました。警察にさらっと届けるのってあんまりないような…。(私は結構『ナイルに死す』の最後も好き)

 

 

あとは個人的にキャロラインが好きでした。あの弟のことどう思うんだろう。

 

 

今回もやっぱりポアロが好きで、この物語の本質ではないのかもしれないけれど、どう犯行に及んだかというのも面白かったです。録音機とか、靴のこととか。色んなヒントというか謎があったけれど最後に近づくにつれてきちんと一つに収まっていくのが気持ちよかった。

 

 

最後に箇条書きで好きだったところをざくっと。

・構成

・キャロライン

ポアロの攻め方

・挿絵があった

・トリックが面白かった

・緊迫感

・アーシュラもちょっと好き

・犯人、すごいこと考えるなあと

・最後

・表紙

・アガサやっぱりすごい頭脳