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stargazer

読書好きな学生のひとりごと/全然関係ないこともよくあります

【読了】『ガラスの鍵』D.ハメット

読書

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あらすじ

 

賭博師ボーモントは友人の実業家であり市政の黒幕・マドウィッグに、次の選挙で地元の上院議員を後押しすると打ち明けられる。その矢先、上院議員の息子が殺され、マドウィッグの犯行を匂わせる手紙が関係者に届けられる。友人を窮地から救うためボーモントは事件の解明に乗り出す。

 

 

 

随所で「ハードボイルド探偵小説」と言われる本作。

初めはちょっと怖いな、この雰囲気あまり好きじゃないかもな、と思いながら読んでいたのですが、ボーモントが動き始めてから一気に引き込まれていきました。

 

登場人物の人間関係が途中頭の中でこんがらがってしまいそうになりましたが、

それでもハメットの徹底した客観性のある文章だからこそ、棄権せず読み終えることができました。

 

そして、何よりも私はボーモントに惹かれ、彼がどうなるのかを知りたくて読んでいました。ボーモントは頭脳明晰で、洞察力があって。誰との会話を読んでもかっこよかったです。

以前読んだ『郵便配達は二度ベルを鳴らす』の主人公フランクもそうなのですが、現実で近くにいても絶対に好きにならないような人でも、小説の中だと無意識に惹かれていることがあるんですよね…なんでだろう。

 

まあそれはそれとして、最後は少し意外でしたが、この感じもまた小説の特徴を表していると言えるのかな。

 

 

 

ぜひ^^